About

2007年10月09日 11:59に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「経営の最適化を考えるOptimization着想の源流⑤」です。

次の投稿は「経営の最適化を考えるOptimization着想の源流⑦」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34

« 経営の最適化を考えるOptimization着想の源流⑤ | メイン | 経営の最適化を考えるOptimization着想の源流⑦ »

経営の最適化を考えるOptimization着想の源流⑥

SUNFESTA.jpg

私はこれまでわが三技協という企業をOptimization Companyとして位置づけてきた基本的コンセプトについて話してきました。それは「個の知」を「集団知」に転換することであり、具体的には「見える化」を進めることが必要条件である、と言いました。

社員が個々に持っている経験知を会社全体のものにすることで仕事の質量ともに向上を図ることが可能になる。それは会社が持っている見えざる資産、英知の共有化です。例えば海外における工事の現場ということを想定してみてください。

日本ではなかなか海外の現地事情を理解するのは難しい。ところが現地に派遣された技術者が自分の体験をウエブに載せる。すると本社でも現地の事情や問題点、解決方法がよく分かります。現場で個人が体験するノウハウの蓄積と全社の共有化です。

写真を積極的に活用することで見える化をさらに促進できます。こうして情報を視覚的に共有することで業務のプロセスをはっきりさせることができますし、トラブルを未然に防ぐことができるようになりました。

工事現場における工具の選定とか材料の指定をウエブに載せることで、初心者も容易に分かるようになります。言ってみれば簡単なことですが、実際に導入するとなりますと結構、抵抗があります。Optimization経営を導入してみて良かったことを例示してみましょう。

従業員や従業員の近しい身内に不幸があった場合、皆さんの会社ではどうしていますか。多くの会社では総務があたふたと葬儀社に電話をかけ、葬儀のやり方を聞き、必要な事項を依頼、手配し、社内に告知します。ほとんどプロである葬儀社の言うがままとなります。

確かに従業員やその身内の不幸は日常、度々、起きることではありませんから多くの会社は緊急事態として葬儀社任せになってしまいます。ところが三技協では一度、従業員や身内の葬儀を経験するとその際、得た情報や手筈をファイル化してウエブに載せます。

それだけで次にそうした事態が起きても、いつ何時でも、どの部署の者でも社内のウエブにアクセスし、葬儀で必要事項などをファイルで確認し、間違いなく即座に手配することができるのです。そこでは総務の仕事はほとんど必要でなくなります。

三技協では社員の厚生をかねて毎年8月、横浜港で行われる夏の花火大会を全社で楽しむ「サンフェスタ」と呼んでいる花火パーティをホテルの1フロアを借り切って開いています。日ごろお世話になっている顧客会社や個人なども招待しています。

従業員とその家族が約600人、招待客を含めると総勢1000人となる大パーティです。大阪、札幌、福島、博多など全国6箇所をインターネットで繋いで、各会場で食事はもちろんエンターテイメントやビンゴ・ゲームで楽しい一夜です。ことしも8月1日、横浜グランドインターコンチネンタル・ホテルで開き、松沢成文神奈川県知事夫妻も来てくださいました。

この「サンフェスタ」を準備するのはイベント業者でも社内プロジェクトでもありません。担当者は若い社員、たった一人です。それでいてフェスタの内容は年々、充実してきました。ことしは中国の仮面早変わり舞踊の公演があり好評でした。

恐らくこのフェスタをイベント業者に頼んだら委託料だけで100~150万円を軽くオーバーするでしょう。なぜ、たった一人で準備ができたのか。それがOptimization Companyの所以です。担当者はウエブに載っているフェスタのページを見れば一目瞭然と仕事の手順、手筈がわかり、自分のアイディアを加味して準備するだけで大パーティの企画を進めることができたのです。

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要です。承認されるまではコメントは表示されません。)