No.24 経営の最適化を考えるOptimization デジタル文明の始まり③
出版記念パーティは米倉誠一郎さん(一ツ橋大学院教授)と塙野(こうの)ひろ子さんのコンビの司会で始まりました。冒頭、発起人を代表して島田晴雄・千葉商科大学学長が挨拶しました。前回も書きましたが、島田は高校生の時から「シマダ」「ツウタイ」と呼び捨てにする仲です。
「ツウタイは昔から俺は日本を変える、いや、世界を変えるんだ、と大言壮語していたのですが、どうも今回、ツウタイが三技協で開発したCyber Manualは大変な発明です。ツウタイを知る私にとっても大変な驚きです。あの、ツウタイが…、人間とは思わぬ進化を遂げるものだなあ、と。確かにツウタイが会社のスタッフと開発したOptimization というソフトの発明は間違いなく世の中を変えます」
不良で劣等生だった私が経営についての本を書いた。しかも先端技術を全面的に取り入れた革新的経営を具体的に実践した、という事実に対する優等生・島田の驚きが本音として飛び出したあいさつでした。「通泰」を「ツウタイ」と音読みで呼び捨てた高校時代の、昔馴染みの親しさを表現した島田のあいさつは、ざっくばらんの仲間の会を期待していた私にはとても嬉しかった。
周知のとおり島田晴雄は労働経済学の世界的権威で、慶応義塾大学大学院経済学研究科にて博士課程を修了後、米国留学しPh.D.(労使関係学)を取得、母校の慶応義塾大学経済学部教授として長年、教鞭をとり、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、内閣府の特命顧問、富士通総研理事、テレビのコメンテーター、トヨタのCMに登場するなどマルチタレント的な学究です。第一次小泉内閣で民間から入閣を要請されたが、研究を優先したいため断った、という秘話があります。
「ツウタイの発明が本当に日本を変えることになるでしょう。しかも『1行で会社を変える』ことができる。すごいことです。大学というところは実際、内部コミュニケーションがなかなか取れないところで、ツウタイの会社が発明したソフトで大学経営を改善したい、取り入れたいと思っています。ぜひ皆さんにもお勧めしたい」
酒が入ってムンムンし歓談で盛り上がったところで米倉さんがジャーナリストの櫻井よし子さんをステージに呼び上げ一言。櫻井さんもスタッフ同士のコミュニケーションを取るのが難しく、事務所に掲示板を掲げたが、CMはそのウエブ版でとても大切な開発です、と強調されました。
